アリスタ通信 <生産者の声>京都府福知山市 株式会社ファームきぬがわ
 
 
<生産者の声>京都府福知山市 株式会社ファームきぬがわ
ハーモザイムを使うことで、秀品率・収量が向上し、より一層明るい職場になりました!
 
アリスタ ライフサイエンス(株)
名古屋営業所 菅井 恵介

京都府福知山市は京都北部に位置し、明智光秀が福知山城の縄張りをしたことで、有名な地域です。従来から、水稲、紫ずきん(黒大豆の枝豆で京のブランド産品)、万願寺甘とう(万願寺とうがらしで京のブランド産品) などが作付されている地域です。

大型の甘トウガラシの代名詞として、万願寺とうがらしは全国的に知られていますが、なかでも 「万願寺甘とう」 は京都が誇る厳選した京都府産の農林水産品 「京のブランド産品」 の認証を受け、また、国の地理的表示 = GIマークに登録されるなど、高い品質と評価が進められています。

「万願寺甘とう」を栽培するのは京都府内でも発祥地の舞鶴市および綾部市と福知山市の一部を加えた地域のみに限られています。

今回はハーモザイムを万願寺甘とう栽培に有効活用されている、福知山市の株式会社ファームきぬがわ様にお伺いして、代表取締役の衣川  重人様と衣川 晴陽様に、ハーモザイムを使ったきっかけや使用したメリットを伺いました。



ファームきぬがわ様 生産概要
水稲10ha (うち採種圃6ha)、紫ずきん1ha、万願寺甘とう0.5ha  (うちハウス0.2ha)、金時にんじん0.1haを栽培する、京都府福知山市で2017年4月に設立した農業生産法人です。
ファームきぬがわでは、正社員4名、パート従業員10名で、上記の作物の栽培、収穫、選果、出荷を行っています。
株式会社ファームきぬがわ 代表取締役の衣川 重人様(左) と衣川 晴陽様
株式会社ファームきぬがわ 代表取締役の衣川 重人様(左) と衣川 晴陽様


これまでの万願寺甘とうの栽培における課題

万願寺甘とうは、主に露地とハウスとで栽培されています。露地栽培では、生育が不安定で、病気が発生しやすいという課題があります。また、ハウス栽培では連作していることもあり、施肥量の調整が難しく、樹が大きくなりすぎ、花が落ちやすい等の課題を持っておられました。このような課題を解決するために、2019年夏にJAからハーモザイムの紹介を受け、ハウス栽培での万願寺甘とうの落花を防止し、生育を安定させる効果を期待して、試験的に使用されたそうです。


ハーモザイムを使って良かったこと
「ハーモザイムを使用して、落花が少なくなり、花粉が増え、花柱が真っ直ぐになることで曲がり果が減り、秀品率が上がった。さらに、病気にかかりにくくなり、収穫期間も長くなることで、収量も向上した。これによって、売上が向上した。」 「それまでは、曲がり果の発生を防ぐために、摘花を行っていましたが、ハーモザイムを使うことで、花柱が真っ直ぐになったため、摘花の作業がほとんどいらなくなり、収穫作業、作物の生育状況の観察などに、時 間を回すことができた。」 とのことでした。

また、「樹に真っ直ぐな万願寺甘とうがたくさん付くため、パート従業員の 『収穫作業が楽しい!』 という声が多くなり、より一層職場が明るくなった。」 『選果作業も楽しい♪』 との声が聞かれるようになり、パート従業員もより一層仕事に誇りを持つことができるようになった。」 「ハーモザイムを万願寺甘とうに使用することで、秀品率・収量の向上で経営面にプラスであっただけなく、省力化やパート従業員が仕事に対して楽しみを持つきっかけ作りも出来た。」 「今年も作の初めからハーモザイムを2週間ごとに散布して、順調に万願寺甘とうを栽培できている。」 など、たくさんの嬉しいお声が上がりました。

<生産者の声>京都府福知山市 株式会社ファームきぬがわ


これからやってみたいこと
ハウスで栽培する万願寺甘とうの面積をもっと増やし、高齢化が進む地域を支え、万願寺甘とうのブランドを守っていきたい と考えておられました。

衣川様、皆さま、ご協力ありがとうございました。
ハーモザイム(バイオスティミュラント製品)
 
※2020年7月31日現在の情報です。製品に関する最新情報は「製品ページ」でご確認ください。